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国際基準(WHO基準)カイロについて
カイロは薬や手術に頼らず、手技によって背骨・骨盤のゆがみ(サブラクセーション)を矯正(アジャスト)し、神経の流れを正し症状を改善させながら健康な体を創る自然療法であり、自然治癒力を重視しています。
カイロプラクターは背骨のヘルスケア・エキスパートとも呼ばれます。
ちなみにカイロとは手、プラクティックとは技術を意味するギリシャ語です。
1997年にWHOによって認められたカイロは、現在約100カ国に広まり、さらに増加しています。各国のWFC(世界カイロ連合)代表団体である日本カイロプラクターズ協会(JAC)に入会するには、世界に4つあるカイロ教育審議会(CCE)の認めるカイロ教育プログラム(大学レベル)を卒業する必要があります。
このようにカイロは日本のあんまマッサージ指圧、接骨院、理学療法、整形外科などと明確に異なる独立した専門職なのです。
カイロについての印象として、骨をボキボキされて体中を触られるのではないかと怖い印象をお持ちの方がいらっしゃいます。残念ながら日本ではカイロの法制化がなされていないため、専門的にカイロを学んでない人たちがカイロの看板を掲げている場合が多く、誤解されやすいのが現状であるといえます。
日本の現状は世界のカイロ界でも問題視されておりカイロの世界大会において、カイロの看板やカイロプラクターを名乗るためには国際基準の教育を修了したもののみが名乗れるということが採択されました。
つまり、正式にカイロプラクターを名乗るには最低4200時間フルタイムの国際基準を満たす教育を受ける必要があり、主にアメリカ圏ではD.C.(ドクターオブカイロプラクティック)という称号が発行され、イギリス圏ではB.App.Sc (Bachelor of Applied Science) とB.C.Sc (Bachelor of Chiropractic Science) という2つの学位を発行しております。 DCもBCも国際的には同等に扱われています。DCは第一専門職学位つまりプロフェッショナル系の称号であり、BCはアカデミック系学位であります。
当センターのスタッフは後者の2つの学位を取得しており、基礎医学、およびカイロ学のほか、画像読影学、生体力学、心理学、栄養学などを4200時間のなかで修めておりますので、もしもカイロの適応症でない疾患に対しても、早期発見することが可能で、その都度、専門医を勧めることができます。
当院のカイロプラクターは全員WHO基準の国際学位保持者です。カイロプラクティックは世界保健機関(WHO)が代替医療の中で正規に認めたヘルスケアであり、アメリカ、カナダ、イギリス、フランス、オーストラリア、ニュージーランド、スイスなど、先進国40カ国以上において法律において認可されています。
医療最先端国の米国を中心に、法律のある国々においてカイロプラクターはドクターもしくは準医師として認められており、公的保険や民間保険が適用され、X線撮影・読影などの診断を行ない、診断権が認められています。(日本においてはもちろんまだ認められていません)また、カイロプラクターになるには専門大学を卒業しなければならず、欧米では医学部に匹敵する教育レベル(4200時間・医学部は約4300時間)、もしくは医学部の中にカイロプラクティック学科が併設されています。当院はこうした基準をすべて満たしています。
当院ではトータル品質の向上に努めることをお約束いたします。カイロ発祥の地であり最も先進国のアメリカ合衆国では、カイロは専門ドクターのみに許された医療行為です。
私達は、お客様の大切な健康をサポートするベストパートナーであり続けるため、日々知識や技術、人間性の向上に努めています。
現在、アメリカを始めイギリス、カナダ、オーストラリアなどの先進諸国では、カイロプラクティックを学ぶために5~8年の大学・大学院教育が義務付けられ、メディカルドクターと同等の非常に高度な教育レベルが求められています。実際に、最もハイレベルとされるアメリカでは、カイロプラクターのみ行うことが許されている代替医療行為であり、レントゲン撮影・マネージを行い、民間保険が利用でき、州によっては死亡診断書を作成する権利もあります。(日本においてはもちろんまだ認められていません)
人間の行為に100%安全・安心はありません。そのため、少しでも安全かつ効果的な施術を行い、患者さん一人一人に合わせたケアができるよう、長い時間をかけて基礎・臨床医学をはじめ、一般科学や哲学を学び、かつ医療人としての倫理観、高い人間性を養う必要があります。
なぜ背骨が大事なのか?
私たちが生きていくために最も重要なものは
こうした脳と体の情報交換を行っているのが神経システムであり、通信ネットワークのような役割を果たしております。食事は数日、空気は数分間なくても生きられるが神経伝達は一瞬たりともなくては生きられません。
この大切かつ繊細で柔らかい神経を守っているのが、まさに私たちの
神経を守っている背骨に
コロラド大学の研究では10円玉ほどの重さが神経にかかるだけで神経の流れが60%も低下することが分かっています。さらに、神経の流れが40%ほどしかないのに痛みとして感じない場合もあり、これは痛みを感じる神経が神経全体の10%以下であることに起因するのかもしれません。痛みは体からのSOSのサインなのですが、歪み(サブラクセーション)は症状(痛みなど)として出始めるまで、数か月、数年と静かに進行していく場合もあります。
カイロプラクターはこの歪み(サブラクセーション)に対して、手技を用いて
アメリカの保険会社の調査では、カイロプラクティックを受けている方は、そうでない方に比べて医療機関を受診する頻度が低いと言われています。
病院に行く機会が60%
入院期間が69%
外来受診 85%
薬の購入費用 56%
それぞれ減少するという調査結果が出ています。
また、他にも大幅な医療費削減になるデータも出ています。
- 入院患者減少60.2%
- 通院の減少59%
- 手術の減少62%
- 薬の費用の減少85%
JMPT2007*May30 clinical utilization and cost outcomes from an integrative medicine dependent physician association
姿勢を正すことで、歪みの発生をある程度予防することはできます。
60歳でとても良い姿勢の人もいれば、10歳で姿勢がひどく悪い人もいます。
人は100歳まで生きられることが最新の研究で分かっています。
健康に関する遺伝的な要素は30%と言われており、残り70%は自分次第といえます。
密なる気や祈りの力、そしてストレート系カイロプラクティックについて
整体とカイロって違うの?
THE DIFFERENCE OF SEITAI AND CHIROPRACTIC
整体とは読んで字のごとく体を整えると書きますし、整体には厳密な定義というものが存在しませんから、整体を大雑把に広く考えればカイロも整体に含まれるという考えが一般の方の見解であることが多いように思われますし、確かにもっともなようにも聞こえます。実際にはカイロと整体は比較のしようがありませんから、厳密性はさておき、当院でもカイロは整体に広義に含まれると考えます。
まずカイロは120年前にアメリカで発祥し大学教育や世界レベルの研究も進んだ自然医療であり、世界的に普及しております。整体は日本や中国の古来から伝承されてきた民間療法であります。整体には高度な教育機関や研究データの蓄積もありませんが、カイロはWHOにも認められた代替医療であります。
カイロは背骨と神経系とのつながりをベースに施術を進めていきますが、整体にはいろいろな流派や手技が存在し、統一的な哲学、施術方式がありません。
もちろん整体の先生の中にも豊富な経験を積み、素晴らしい実績を持つ先生も多数いるのですが、大多数の中のほんの一握りの先生だけしかいないのが現状です。
ちょっとむずかしいカイロ業界の話
ABOUT THE CHIROPRACTIC WORLD
JAC(日本カイロプラクターズ協会)
→JACは日本において健全なカイロを普及する目的で1998年に創設されました。1999年には国際組織・世界カイロ連合(WFC)より、日本のカイロ代表団体に認められました。JACは国民の誰もがいつでも世界中のどこででも、WHOガイドラインレベルのカイロを受けられる状況を目指しています。
カイロはすでに100カ国に広まり、40数カ国で法制化され、教育や研究面で著しく進歩しています。日本にはすでに国際承認を受けたカイロ教育(現東京カレッジオブカイロプラクティック・旧RMIT大学日本校)があり、日本カイロ登録機構(JCR)も創設され、国際試験機関(IBCE)と提携してカイロ統一試験が始まりました。
JACのビジョンはWHOに準拠した法制化です。その達成のためにWHO基準の臨床、教育、研究の3本柱の充実を図ります。特にWHO基準の教育と団体による自主規制、カイロケアの有効性や安全性の研究発信を重要視しています。
カイロの定義
THE DIFINITION OF CHIROPRACTIC
カイロは神経筋骨格系の障害とそれが及ぼす健康全体への影響をマネージ、施術、予防する専門職であり、関節アジャストメントおよびマニピュレーションを含む徒手施術を特徴とし、特にサブラクセーションに注目する。
(WHO安全・教育ガイドラインによる定義)
肩こり・腰痛は人間の宿命!?
人間の背骨はいまだ進化の途中であり、未完成であるといわれています。
重力にまだ完全には適応できていない為、様々なストレスにより背骨・骨盤に歪みが生じやすくなっています。
この歪みをカイロプラクティックでは、サブラクセーションと呼んでいます。
この歪みは特に、身体的ストレス(不良姿勢、アンバランスな体の使い方、外傷、疲労、オーバーワーク、運動不足、睡眠不足など)や精神的ストレス(不安、緊張、怖れ、怒り、悲しみ、悩み、苦しみなどのネガティブな感情)、化学的ストレス(食生活の乱れなど栄養の問題)によって発生しやすいといわれています。
この歪みが神経を刺激するために、痛みや痺れ、筋肉の過緊張、内蔵機能低下などが起こってしまうと考えられています。
カイロプラクティックでは、この歪み(サブラクセーション)を手技によって矯正(アジャストメント)し、歪みによって妨げられていた神経機能を改善し、自然治癒力を高めていくというのが根本原理です。
サブラクセーション(背骨・骨盤のゆがみ)の具体例として、腰椎が左に歪んでいる場合、自分ではまっすぐ体が前を向いているつもりでも、「体は左を向いている」と関節の位置情報が脳に入ります。すると脳は「体は左を向いている」という状態をもとに腰の筋肉に命令を出し続けるので、いくら筋肉を緩めてものこの誤った命令は続いてしまいます。腰椎の歪みをアジャストすることで、ようやくこの異常な命令が解除され、それによって起きていた腰の緊張もなくなります。しかし、この異常な命令がなくなっても、長期間緊張し続けた筋肉は固まってしまっている場合もあり、その際は筋肉自体への施術も必要になります。腰の筋肉の緊張は、足の痺れなどを引き起こす場合もあるので、背骨はもちろん大切ですが、筋肉も併せて施術していくこともあります。
世界のカイロプラクティック
アメリカでは、オステオパシーは西洋医学に分類され、医学部を卒業する必要がありますが、カイロプラクティックは補完代替医療に分類され、西洋医学ではないのですが、ドクターオブカイロプラクティックの職業学位が授与され、準医師としての特殊な位置づけがなされています。また、バックドクター(背骨のお医者さん)としてアメリカ国民に親しまれています。
カイロの有効性を認めた研究
① ニュージーランドレポート 1979
② オーストラリア 厚生省レポート 1984
③ アメリカ 厚生省RANDレポート 1991
④ スウェーデン代替医療委員会報告書 1987
⑤ カナダ オンタリオ州 マンガレポート 1993
⑥ アメリカ 連邦政府ヘルスケア対策研究局 成人における急性腰痛のガイドライン 1994
⑦ イギリス 王室基金ビングハムレポート 1993
⑧ イギリス政府 腰痛の臨床業務ガイドライン 1995
⑨ カナダ ケベック州 頚椎捻挫関連疾患に関する調査 1995
⑩ イギリス 腰痛運動とマニピュレーションの無作為試験 2004
⑪ WHO(世界保健機関)カイロプラクティック基礎教育と安全性に関するWHOガイドライン 2006
⑫ 非特異的慢性腰痛管理 欧州ガイドライン 2006
⑬ アメリカ 内科学会および疼痛学会による統合臨床診療ガイドライン 2007
⑭ 国際調査 運動器の10年・頚部痛と関連疾患の調査委員研究 2008
⑮ 英国 NICE(英国国立臨床評価機関)ガイドライン 2009
⑯ 米国 米国内科学会 急性と亜急性の頚部痛に対する脊椎マニピュレーション、薬物施術、在宅指導の比較
2010
また、当会会員は、東日本整形災害外科学会、日本腰痛学会、日本統合医療学会などの学会誌でカイロプラクティックの有効性について報告しております。
カイロの有効性を認めてない研究
① 日本 厚労省 脊椎原性疾患の施術に関する医学的研究 三浦レポート 1991
② EBMの手法を用いた調査 サイモン・シン
三浦レポートについて 脊椎原性疾患の施術に関する医学的研究1991年 厚生省
カイロ業界は人選・方法に問題があり、参考文献もない非科学的な研究であることを指摘
頚椎スラストについて
1991年7月に厚労省は三浦レポートをもとに「通達」において非国家資格であるカイロプラクターによる頚椎アジャストを禁止しました。詳しく言うと、通達は「法律」ではないため、法的に禁止されたというわけではありません。行政内部でのお達しという位置づけであり、直接、規制処罰できるものではありません。整体やカイロプラクティックに関する法律はないので、厚労省や保健所などが管理できる状況ではありません。
よって実際の運用としては、頚椎アジャストは処罰の対象になる「禁止」ではなく「警告」にあたるものとなっております。
ただし、脊髄損傷、半身不随などの障害が起こった場合は、事故・傷害事件となり警察が動き、処罰されます。