カイロを受けると関節がバカになる！？| 目黒にある当院のカイロ施術は本気で痛みや悩みを改善したい方にオススメの整体です。

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カイロを受けると関節がバカになる！？

巷でよくカイロや整体を受けると関節がバカになる、癖になるという批判を聞くこともありますが、これは大きな誤解です。

カイロでは背骨から出ている神経の働きを上げるために背骨の関節を調整していきますが、あくまで矯正するのは関節の動きが悪く、神経にストレスを与えている背骨であって、正常な関節や緩い関節には何もいたしません。

整体院業界は玉石混交であり、整体や非正規のカイロの先生の中には、矯正するべき関節が良く分からずに、正常な関節や緩い関節に対して乱暴な矯正をしてしまい、ムチウチみたいな状態になってしまったり悪化させてしまったりということが往々にしてあるようです。

正規のカイロでは、施術するべき悪い関節に対して、適切な方向に、適切なスピード・パワーで的確に調整していくことが可能です。

カイロプラクティックは世界保健機関が認める医療であり、有効性が科学的にも認められていますが、効果があるということは、間違って施術されれば反作用も大きいということです。 ゆえに世界的には大学レベルでの正規の安全教育が常識となっています。

日本においては、国民生活センターは整体、カイロ、マッサージなどによる健康被害が多発していることから、手技による医業類似行為の危害の報告書をまとめ、その中でカイロは、法的資格制度がなく民間資格であるため、施術者の技術水準や施術方法がバラバラであることが指摘されました。

当院が所属する日本カイロプラクターズ協会では国民生活センターからの要請の対応策として安全教育プログラムを開講しました。

これはＷＨＯ基準でないカイロ従事者を施術の安全性を担保するために必要と考えられる医学的知識と禁忌症の判別およびリスクマネジメントを学習し、安全レベルを引き上げるための措置であります。

ボキボキ整体ついて

YouTube、Instagram、TikTokで流行しているボキボキ動画について当院の考えや安全な調整についてお伝えします。

まず結論から…ボキボキ動画は「危険」です。

正確に申し上げますと、パフォーマンスありきの危険な動画が非常に多く、また危険な動画でも再生数を稼いでいる場合があるということです。

ただ、ボキボキ動画や施術動画の中には本当に素晴らしい技術、知識を持ち、それを惜しみなく公開してくださっている方もいらっしゃいます。

何が危ないの？

クラック音を目的にしたパフォーマンス動画では、関係ない関節や組織にまでストレスが掛かるようなやり方、非常に強い力、勢いで行っている場合がほとんどです。

このような方法ですと、本人の自覚（痛み）があるなしに関わらず身体には確実にダメージが残ります。

ちゃんとしたテクニックだと鳴らないの？

正しく、安全なテクニック、アジャストメントだとしてもクラック音（ボキボキ音）を伴う場合があります。 しかし…ここで強くお伝えしたいのはクラック音（ボキボキ音）はアジャストメントの副産物であり目的ではないという点です。

また、カイロプラクティックはアジャストメント（調整）を行っているのであって矯正を行っている訳ではありません。

「本当に必要な関節に対して、適切な方向、角度へ最適な刺激量（スピード、パワー）で調整を行う」これがアジャストメントの目的であり、非常に高度で繊細な作業、カイロプラクティックの醍醐味になります。

ジェネラル、スペシフィックテクニック

カイロプラクティックにはジェネラルテクニック（全体的）とスペシフィック（限局的）テクニックというものが存在し、これは調整する関節が全体的か限局的かという意味です。

ジェネラルテクニック→全体的（複数の関節）に動きをつけたい、刺激を入れたい時にモビリゼーション的に使用する場合が多い。 スペシフィックテクニック→特定の関節、部位に対して正確に調整、刺激を入れたい時に使用される。

アジャストメントの基本はスペシフィックテクニックになります。

ボキボキ動画ではパフォーマンス、クラック音が目的となり、力任せのジェネラルテクニックを使用している場合が殆どです。

繊細に扱わなくてはならず、スペシフィックに、正確にアジャストメントされるべき部位（特に頚椎など）に対するジェネラルテクニックの使用は大変危険です。

ジェネラルテクニックとスペシフィックテクニックで効果は違うの？

少し疑問に思う方もいるかと思います。

大は小を兼ねるではないけれども複数の部位を調整するということは、問題のある部位も調整している筈だから効果は変らないのではないか？

関節は構造上、上下の椎体（骨）と関節を形成しているのでジェネラルテクニックだったとしても関節に発生する刺激はそこまで変らないのではないか？と考えることも出来ます。

こちらに関して研究もされており、アジャストメントする際にコンタクト（接触）する部位のレベルが１つ変わるだけで効果が変わってしまう（落ちてしまう）と結果が出ているのです。

この結果から言えることは…アジャストメントを安全かつ最も効果的に行うには、スペシフィックテクニックが基本であり、それを可能にする非常に高度で繊細な技術力が必要不可欠であるということです。

※ジェネラルテクニックが全て駄目だという訳ではなく、正しく使用される分には素晴らしいテクニックであり当院でも使用しております。 ただパフォーマンスありきで鳴らすためにジェネラルテクニックを使用するのは大変危険であるという当院の考えです。