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症状別解説:ランニングと膝の痛み

膝関節の構造、運動

膝関節は脛骨と大腿骨からなる「大腿脛骨関節」、膝蓋骨(膝の皿)と大腿骨からなる「膝蓋大腿関節」で構成されています。

膝関節における運動は曲げ伸ばし(屈曲、伸展)がメインであり、その運動に伴って大腿脛骨関節における脛骨の内旋外旋運動(スクリューホームムーブメント)、膝蓋大腿関節における膝蓋骨の上下、回旋運動が起こります。

膝関節は構造上、脛骨上面は平面、大腿骨の下面は凸面をなしており両骨の適合性を高めるために「関節半月(半月板)」が存在し、靭帯や関節包、筋群などによって適正な位置、安定性を保っています。

また、膝関節に付着する筋の2/3は股関節または足関節をまたぐ二関節筋である事、下肢の運動で膝が単独で機能する場面はほとんどない事から他の下肢関節と強い機能的関係性を持つ事が分かります。

上記の事から膝関節は重い身体を支える為の高い安定性だけではなく、他の関節との協調運動、可動性が求められます。

膝関節の安定機構

『半月板』

  • 内側、外側半月板

『靭帯』

  • 側副靭帯
  • 十字靭帯
  • 膝蓋大腿関節の靭帯

『筋』

  • 内側広筋
  • 膝窩筋

膝の痛みは様々ありますが、今回は「ランニング」をテーマに関わりの深い膝の痛みについて、いくつか例を挙げて解説させていただきます。

腸脛靭帯炎(ランナー膝)

ランニング愛好家に生じやすい為、通称ランナー膝と呼ばれており症状はランニングなどの動作時における膝関節外側の痛み(図8番)が特徴です。

大腿骨外側上顆と腸脛靭帯の摩擦ストレスが原因とされています。

腸脛靭帯とは、臀筋群、大腿筋膜張筋と連結している大腿外側を走行する長く大きな靭帯です。

鵞足炎

運動や膝の屈伸動作における膝の内側やや下方の痛み(図9番)が特徴です。

膝関節の屈伸動作の繰り返しにより鵞足、滑液包への摩擦ストレスが原因とされています。

鵞足とは、脛骨内側に付着する縫工筋、薄筋、半腱様筋の腱の事で、扇状で鳥の足に似ていることから鵞足と呼ばれています。

膝蓋靭帯炎(ジャンパー膝)

運動、特にジャンプや着地動作、ダッシュや急ストップなどの動作における膝の上、もしくは膝蓋骨の下の痛み(図3番、4番)が特徴です。

激しい運動に対する大腿四頭筋、膝蓋靭帯へ過剰なストレスが原因とされています。

膝蓋靭帯とは、大腿四頭筋が一つになり形成している腱部であり、膝蓋骨の上で一つになり膝蓋骨を覆うように走行し膝下(脛骨粗面)の付着します。

上記に共通しているのが、初期段階では運動時、運動後の違和感、痛みを訴える程度ですが、悪化していくと安静時、日常生活動作でも痛みを訴えるようになります。

カイロプラクティック観点から考える原因について

前述の通り、膝関節に付着する筋の2/3は二関節筋である事から腸脛靭帯、鵞足(滑液包)、膝蓋靭帯それぞれ原因組織は違いますが、どれも骨盤、股関節、足関節に深い関わりがあります。

足関節の回内足、回外足に伴うプロネーション、足関節可動性低下の問題

プロネーションとは、ランニングの着地の瞬間に足関節には体重の約3倍の負荷が加わります。

その負荷を緩和させる為に行われる回内運動(踵→小指側→母指側に向けて接地していく運動)をプロネーションと呼びます。

プロネーションや足関節可動性に問題があると、次に記載されている運動連鎖の乱れが生じる事や膝蓋靭帯炎(ジャンパー膝)のバスケットボール選手を対象にした調査で最終的に膝蓋靭帯損傷を発症した選手における足関節の背屈可動域が有意に低かったというデータもある事や、下腿三頭筋の機能低下に伴い筋膜で繋がっている鵞足筋の代償(過剰収縮)によりストレス増加と足関節が膝関節に対して大きな影響を与える事が分かります。

運動連鎖エラーの問題

上行性運動連鎖パターン(回内足)

  • 回内足
  • 脛骨内旋
  • 膝関節外反(X脚)
  • 大腿骨内旋
  • 股関節内旋
  • 骨盤前傾、腰椎前弯

上行性運動連鎖パターン(回外足)

  • 回外足
  • 脛骨外旋
  • 膝関節内反(O脚)
  • 大腿骨外旋
  • 股関節外旋
  • 骨盤後傾、腰椎後弯

脛骨の内、外旋変位に伴うスクリューホームムーブメントのエラー

スクリューホームムーブメントのエラーが発生すると大腿脛骨関節に付着する筋(大腿四頭筋、膝窩筋、縫工筋、薄筋、半腱様筋など)に過剰なストレスや機能低下が起こります。

例として脛骨内旋に作用する鵞足筋の機能低下は脛骨を内旋させる事ができない為、脛骨外旋を誘発され鵞足筋に過剰な伸張ストレスとなります。

膝蓋大腿関節のエラー

膝の運動では膝蓋骨の動きも重要で、正しいポジション(軌道)を保つ事により大腿骨と大腿四頭筋の間隔を広げ、大腿四頭筋の膝を伸展させる力を増大させています。

例として大腿四頭筋に機能低下が起こると大腿四頭筋が正常な筋力を発揮できなくなる事で、膝関節の伸展動作が十分に行えなくなったり、ハムストリング、臀筋群とのアンバランスから反張膝(膝が過剰に伸展してしまう状態)になります。

膝関節は完全伸展時に一番安定する構造となっており、完全伸展にエラーが発生してしまうと靭帯が正しい緊張を維持出来なくなり、結果として他の筋群が代償することになります。

そのような状態で運動などを行なっていると膝の痛みに繋がっていきます。

膝蓋骨は人体最大の種子骨であり筋、靭帯の緊張力で位置を保っている為、エラーがある場合は原因を特定しバランスを整える事が重要となります。

膝関節のラテラル、メディアルスラスト(側方動揺)

ランニングや運動中に膝関節が内外側に動揺してしまう現象で膝関節に大きなストレスを与えます。前述の脛骨の回旋異常、膝関節の伸展力低下、腸脛靭帯の過緊張、股関節外転筋群(臀筋群)の機能低下など様々な原因が複合的に考えられる為、膝関節のみならず下肢帯全体を整える必要があります。

 

以上のように膝の痛みは様々な要素、原因が考えられる為、上記の問題を解決する以外にも、ランニングフォームの見直しやアクティブケアの提案なども含めカイロプラクティックでは施術を行なっていきます。

この記事はスポーツ(ランニング)に関係する、筋性の痛みについてまとめましたが、膝の痛みについて他のページでもまとめておりますので、是非ご覧下さい。

 

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