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腱鞘炎(ドゥケルヴァン)、ばね指(弾発指)
腱鞘炎とは
※①「腱」や※②「腱鞘」が肥厚(厚みが増す)してしまい、摩擦が生じることで炎症、痛みなどを引き起こしてしまう状態です。
※①腱→筋肉と骨をつなぐ強靭な結合組織。
※②腱鞘→腱を支える、スムーズに動けるように腱を包んでいる鞘(さや)。

代表的な腱鞘炎
手首〜親指(短母指伸筋腱と長母指外転筋が通過する第一コンパートメント)に発生する腱鞘炎。

指の付け根(MP関節)の腱鞘炎がきっかけで指の曲げ伸ばしがスムーズに行えず、引っかかるようになる。

【症状】
『ドゥケルヴァン腱鞘炎』
手首〜指の付け根(親指)にかけての
- 痛み
- 腫れ
- 熱感
- 動かしにくさ
- 神経痛、痺れ
が主な症状で朝方に痛みが強く、日中は症状が軽減する場合もあります。
また、酷くなってくると神経にもストレスがかかり痺れなどが発生することもあります。
『ばね指(弾発指)』
手のひら側の指の付け根の
- 痛み
- 腫れ
- 熱感
- 動かしにくさ
- 神経痛、痺れ
の他に…
- 指の曲げ伸ばしが引っかかる、指が引っかかり動かせなくなる(ばね現象)
が特徴です。
腱鞘炎とばね指の違いは?
ドゥケルヴァン腱鞘炎とばね指は2つとも腱鞘炎です。
●痛む場所
ドゥケルヴァン腱鞘炎→親指から手首
ばね指→手のひら側の指の付け根
●ばね現象の有無
が違いになります。
どんな人に多いのか、原因
- 女性(特に産前産後、更年期)
- 手指をよく使う仕事やスポーツをする人
- ピアノやギターなどの楽器を演奏する人
- スマートフォンを長時間使用する人
- 長時間のパソコン作業する人(タイピング、マウス操作)
原因は主に
- 手指の過度なストレス(使い過ぎ)
- 加齢、いくどもの微小損傷に伴う組織変性
- ホルモンバランスの乱れ
※リウマチや糖尿病などの疾患
と考えられています。
セルフチェック
- ドゥケルヴァンの場合、「フィンケルシュタインテスト」で痛みが出ます。
親指を他の四指で握り込む→小指側に手首を曲げる

- ばね指の場合、下の画像の部位に痛みが出ます。

これに加え、ばね現象の有無(指の曲げ伸ばしが引っかかる、指が引っかかり動かせなくなる)
病院では
腱鞘炎、ばね指ともに、ほとんどのケースで保存療法が選択されます。
- 安静、固定
- 投薬
- ステロイド注射
上記で改善しない、再発を繰り返してしまう場合は手術が検討されます。
手術は腱鞘の鞘を広げる手術を行います。
カイロプラクティックでは
腱鞘炎、ばね指の方は手首や肘関節の機能障害、筋肉の過緊張が発生している場合が非常に多く見られます。
カイロプラクティックでは患部(手首、指)だけではなく身体全体を調整することによって、身体本来の機能を最適化させ手首や指への負担を最小限に減らします。
腱鞘炎、ばね指になる原因には「過度な負担」、「加齢」「ホルモン」などがあります。
しかし、ここで疑問なのは上記に当てはまる人は皆揃って腱鞘炎、ばね指になっているのでしょうか?・・・答えはNOです。
それは
- 身体の機能(関節、筋肉、神経伝達)
- 身体の回復力、適応能力
が正しく発揮されているかどうかの違いがあります。
つまり腱鞘炎、ばね指の背景には手、指だけではなく身体全体の機能が大きく関わっています。
実際に臨床上ほとんどの場合で手首や指以外の部分でも問題を生じており、そのせいで必要以上にストレスがかかり痛みを訴えています。
当院では関節に直接アプローチする「カイロプラクティックアジャストメント」はもちろんのこと、軟部組織テクニック、筋膜リリース、アクティベーター(カイロプラクティック専用機器)などを使い患部を含めた身体全体を調整します。
また、日常生活でのアドバイスもさせていただきます。
※正常な身体機能、回復力があっても身体に対する負荷が限界を超えれば腱鞘炎、ばね指になります。
このような場合は、一定期間きちんと「休養」をとる必要があります。
例:2階から飛び降りたら怪我をする→これは身体の機能も回復力も関係なく、機能が最大限発揮されていたとしても人体が耐えうる限界を超えたため怪我をします。
カイロでよくなるの?
腱鞘炎、ばね指の病態を考えると過度なストレスやホルモンバランスによって「炎症」、「組織変性」が起こっています。
このようなケースは、一度のカイロプラクティックケアによって改善するということは極めて稀です。
※もちろん腱鞘炎、ばね指の程度にもよります
「炎症」は身体を治すために必要な反応です。
これを抑えるには「抗炎症剤」を使用するか「患部が治癒して自然に炎症を終える」しかありません。
この治癒は自分の身体にしか出来ません。
カイロプラクティックケアは治癒が最大限スムーズに行えるように身体の環境を整える目的で行われるのです
そして環境を整えたら待つ(身体が回復する)ことも大切です。
たかが腱鞘炎…と思う方もいるかもしれません。
しかし、腱鞘炎やばね指は「徐々に」ストレスが蓄積して炎症、組織変性が起こり発症するものです。
改善する時も「徐々に」ですので焦らず計画的に施術をする必要があります。
また「組織変性」があまりに強いケースでは、残念ながらカイロプラクティックではお役に立つことが難しい場合があります。
手根管症候群とは
手根管症候群とは、手首にある「手根管(しゅこんかん)」と呼ばれるトンネル内で、正中神経※が圧迫されることにより、手のしびれや痛みが生じる状態を指します。
※正中神経とは腕や手指の筋肉と感覚を支配する神経の1つ。
症状
- 「手のひらを除く」親指〜中指にかけてのしびれ
- 夜間や明け方にしびれが強くなる
- 手を振ると楽になる場合がある(フリックサイン)
- 細かい作業がしづらい
- 進行すると親指の付け根(母指球)の筋力低下や場合によっては筋肉の萎縮が起こる
原因
手根管は①手根骨(手首の骨)②屈筋支帯(手首を安定させる靭帯)
によって形成される狭い空間です。
この中を神経、指を動かす腱が通っています。
この空間内の圧力が上昇することで、神経にストレスが加わり症状が発生します。
圧力が上昇する理由として、
①腱・滑膜の腫脹
屈筋腱の滑膜が炎症・肥厚する
★これが最も一般的な原因です。
例:手の使い過ぎ(反復動作)
②浮腫(むくみ)
・妊娠
・更年期
・甲状腺機能低下
・腎疾患
③解剖学的要因
もともと手根管が狭い
・女性に多い
・骨格的要因
④外傷、構造変化
・手関節骨折後
・変形性関節症
・ガングリオン
⑤疾患
・糖尿病(神経の脆弱化)
・関節リウマチ(滑膜炎で手根管が狭くなる)
どんな人に多いの?
- デスクワークやスマートフォン操作が多い方
- 手作業(調理、育児、工具作業など)が多い方
- 妊娠・出産期、更年期の女性
- 糖尿病、甲状腺疾患などの既往がある方
特に女性に多く、ホルモンバランスや浮腫(むくみ)も関与するとされています。
カイロプラクティックでの施術
カイロプラクティックでは手首だけでなく
- 頚椎
- 胸椎
- 肩関節
- 肘関節
- 前腕の関節
- 手関節
まで含めて評価し、全体のバランスを整えていきます。
手首のみをアプローチしても首から出ている神経の通り道で問題がある場合、神経へのストレスが持続し改善が見込めない、改善しても再発する可能性があるためです。
また、神経症状は回復に時間を要することがあるため、計画的に施術を行っていきます。
※しびれや筋力低下が強い場合は、医療機関での検査や治療が必要となることもあります。




















