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重力とカイロプラクティック、そして進化・適応について
G(重力)の影響とは

宇宙の無重力空間では、身長が1~2cm程度伸びると言われています。
中には7cm以上身長が伸びた例もあるそうです。
これは、無重力の中で鉛直荷重から解放されて椎間板が膨らむためです。
他にも無重力における身体の変化として、水分が顔や頭部に集まりむくむ、筋肉が衰えるなどの変化が起こります。
このように、普段私たちには重力が当たり前のようにかかっているので忘れてしまっていますが、重力は私たちの身体にとって実は大きな影響を及ぼしているのです。
重力下における各体位の荷重負荷率
例えば、立位体前屈を行うと腰背部の筋肉の内圧が3倍以上、椎間板の内圧は1.5倍に高まります。
また、立位から座位になると腰背部筋肉の内圧は0.7倍、椎間板の内圧は1.4倍にまで高まります。
椎間板ヘルニアの人が立っている時より座っている時のほうが足腰がつらくなりやすいというのもこれで頷けますね。
進化と適応について
進化の過程で最後まで生き残るのは強い生物でなく、変化適応できる生き物であるというのは進化論で有名なダーウィンの言葉です。
カイロプラクティックでは、ヒトの背骨はいまだ進化の途中であり、未完成であると想定しています。
ヒトの背骨は重力にまだ完全には適応できていない為、様々なストレスにより背骨・骨盤に歪みが生じやすくなっていると言うのが、カイロプラクティック的な見かたの一つです。
現代人はむしろ退化しているのかも!?
踏み込んで言うなれば、むしろ進化のピーク時よりは退化している可能性すらあるかもしれません。
現代人は栄養状態が良好なため、その分による身長など骨格(フレーム)の増大や筋量の発達はもちろんありますが、身体機能は使わないと退化してしまうものです…
現代人は歴史上でも過度の慢性的運動不足にさらされており、古代人よりも身体能力や運動機能の平均値が低くなってしまっている可能性は十分にあると思われます。
(ただしスポーツアスリートは例外で記録は更新し続けられています)
日本人は適応能力が高い!?
ただ、他人種と比べて日本人の適応能力、ホメオスタシス能はおそらく高い方ではないかと思われます。
というのも、日本には四季や天候変動があるので歴史的に営々と四季への気候変動適応を迫られ続けているので、日本人の遺伝子にはしかと環境適応のノウハウが刻まれていると考えられる訳です。
四季がない国で、年中暑い国や年中寒い国では、日本ほどの大きな気候変動にさらされることはないので、適応力が鍛えられないというのも大きな理由です。
Dr.Joseph Janseのカイロプラクティック理論
ナショナル健康科学大学の学長を長年務めたJoseph Janseは科学的な研究を通して医療界にも受け入れられやすいカイロプラクティックを推進し、以下のように理論付けました。
人間は四足歩行から直立することで、手で道具を使うことを覚え、考えること(大脳発達)を可能にしましたが、構造的にはいまだ他の四足歩行動物と非常に類似点が多い(四足歩行の時のように手足に体重を分散させるべき構造を残している)ため、直立二足歩行では不安定となり、重力に逆らうような生活様式へと進化してきました。
具体的には四足歩行動物のように手足の4点で体を支えなくなったので重心が不安定になり、背骨や起立筋、下肢への負担が増したと考えました。
そのため、椎間板や椎間関節により強い荷重負荷が課されるようになり、脊椎の慢性的な可動制限が起こりやすくなってしまったというものでした。
カイロプラクターのミッション
そして、神経系は二足歩行への進化により非常に高度に発達し、心身において最重要ともいえる要所と言えますが、脳を筆頭として非常に柔らかく脆弱かつ繊細であるため、丈夫な骨格がこれを脳脊髄液とともにその中に収めて外力から厳重に保護します。
この神経系の鎧兜(プロテクター)である背骨・骨盤は、重力と二足歩行に対していまだ適応しきれてないので、どうしても歪んでしまう宿命を背負っているのです。
ここにこそ我々カイロプラクターがこのサブラクセーション(背骨の歪み≒生命力の歪み)をアジャストさせて頂くという、我々にしか出来ない誇るべき使命があるものと私は信じます。
記事作成者 院長 泉山耕一郎 拝


















