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カイロプラクティック栄養学のはじめ
健康の大三角形

私たちカイロプラクターは、背骨を中心に、姿勢や骨格の問題、筋肉のアンバランスを施術していくわけですが、近年はとくにそういった筋肉骨格系だけの施術だけでは、治りきらない、もしくは症状が再発してしまうケースがとても増えてきたと感じます。
私が行っているカイロプラクティックの中でAK(アプライド・キネシオロジー)というテクニックがありますが、その概念の中で健康の3要素という考えがあります。
人の体を中心に正三角形の図があり、その3つの辺のそれぞれが「構造」「精神」「化学」になります。
簡単にお話すると「構造」が筋肉や骨格、臓器などを含めた構造部分、「精神」がその言葉通り精神面、そして「化学」が身体の中に取り入れる栄養などの部分になります。
この3点全ての状態が良いと健康を保てますが、1カ所が崩れると他の部分にも影響を及ぼして、健康が崩れるということはもちろん、1カ所の調子が良くなっても、他の部分の状態が悪ければ健康は保てないということになります。
冒頭でお話しましたが、筋肉骨格系だけの施術で良くならない方や、再発してしまう人の中には、健康の三角形がうまく保てていないケースが多く、特に「化学」や「精神」のパートに問題があることがあります。
生活習慣病はもちろん、現代社会における健康問題や多くの方が悩まされているような症状を考えていく中で、とくに近年に多い「化学(栄養)」の問題について焦点を当てていきたいと思います。
3大栄養素について

私たちの身体は、60兆個の細胞からできています。
その60兆個の細胞一つ一つで、常にエネルギーを作って、内臓や筋肉はもちろん、身体全体を動かしています。
人間は、生命活動を行なっていくために、絶えず呼吸をしていますが、これは呼吸によって酸素を取り入れ、この60兆個の細胞一つ一つに届けることで、酸素を使った燃焼を行い、エネルギーを作り出しています。
燃焼のためには、酸素以外にもその燃料となるものが必要です。
これこそが、栄養でもあり、その代表的なものが「たんぱく質」「脂質」「炭水化物」に代表される3大栄養素です。
もちろん、ビタミンやミネラルなど身体を調整してくれる栄養素もありますが、まずは、この「たんぱく質」「脂質」「炭水化物」の3つが、身体のエネルギー源となる大切な栄養素になります。
エネルギー源として考えると、この3つの中では、1番使いやすい栄養素は「炭水化物(糖質)」です。
よく疲れたりすると甘いものが欲しくなるのは、手っ取り早くエネルギー源になる「糖質」を身体に入れたいからに他なりません。
しかし、持久力を考えていくと、「たんぱく質」も大切ですし、「脂質」も実はかなり大きなエネルギー源の一つになるのです。
3大栄養素のバランス

食べ物をエネルギー源として考えていくなら、「たんぱく質」「脂質」「炭水化物」をどのような比率で食べていくかということは、とても重要なことです。
例えば、先ほどもお話したように「炭水化物(糖質)」は、消化も早く、燃焼にも時間がかからないので、すぐにエネルギーになるタイプの瞬発系の燃料。
逆に「たんぱく質」や「脂質」はエネルギー量も多いのですが、消化や燃焼にも時間がかかり、エネルギーにするのに時間がかかる持久系の燃料と言えます。
実は、これらの栄養素をどういったバランスで摂るかによって、エネルギーが途切れなくしっかりと継続するか、途中で枯渇してエネルギー不足になってしまうかが変わってきます。
私たちが疲れやすくなったり、だるくなったり、やる気が出なくなったりするのは、実はこのエネルギー切れと関わっています。
さらに言うのであれば、筋肉だけでなく脳を働かせるのもこれらの栄養素なので、集中力や記憶力が低下したり、さらには気持ちがイライラしたり、落ち込んだりするのも実はこのエネルギーの供給がうまくいかないことによって起こることもあるのです。
例えば、「炭水化物(糖質)」ばかりを取り過ぎても、スタートダッシュは良くても、どんどん燃焼してしまって、エネルギーの枯渇が早く訪れますし、逆に「炭水化物(糖質)」を全く摂らずに、「たんぱく質」「脂質」だけだったとしたら、燃焼が遅いために、なかなかすぐに元気よく活動できないという力不足のような症状に陥ります。
この3大栄養素について、日本では「日本人の食事摂取基準」というものが定められています。
以前は、「たんぱく質」20%、「脂質」10%、「炭水化物」70%という「炭水化物」が極端に多いバランスでしたが、2025年の改定では18歳以上の男女で、「たんぱく質」13〜20%、「脂質」20〜30%、「炭水化物」50〜65%と、少したんぱく質や脂質が増えたバランスになっています。
現代人の食事バランス

先ほどお話した3大栄養素のバランスについては、人によってそのエネルギー源を代謝していく(燃焼していく)スピードが違い、その代謝スピードによっても、個人個人でベストなバランスが違うので、日本の摂取基準が全ての人に合うというわけではなく、実は、逆にたんぱく質・脂質が多いバランスの方が合うケースも多々あります。
そして、実は、現代人の多くの方が陥りやすい「悪いバランス」というものもあります。
この現代人に多い「悪いバランス」というのが、「たんぱく質」が少なく、「炭水化物(糖質)」が多いというバランスです。
とくに現代人は「炭水化物(糖質)」が多くなり過ぎる傾向にあります。
1日3食の食事内容を思い返してみましょう。
おにぎりやサンドイッチだけしか食べていなかったり、麺類(ラーメン、パスタ、そば、うどん)のみの食事だったり、おかずが少なく丼ぶり物だけだったりなど・・・。
またコンビニやスーパーなどで手軽に買える食べ物のほとんどは「炭水化物(糖質)」に偏っています。
そして、そういった手軽に買える食べ物には、決まって「糖質」が添加されていることも多いのです。
こうやって、炭水化物中心の食事内容の方はもちろん、簡単に買えるようなコンビニ食が多い方などは、知らず知らずに「炭水化物(糖質)」の割合が多いバランスになっていることがあります。
これが前述している早い段階でのエネルギー切れや枯渇につながり、その時に疲労やだるさを強く感じたり、脳の働きが低下することで記憶力や集中力が低下したり、ホルモンバランスが乱れることでイライラや落ち込みなどにつながります。
男性の方で仕事の忙しさに追われ、バランスの良い食事がしっかり摂れていない方では、慢性疲労や自律神経失調症を引き起こしてしまうこともよくありますし、女性の方も朝やお昼を簡単な食べ物で済ましたり、無理なダイエットを行うことが女性特有の身体のお悩みにつながっていることも多くあります。
健康の大事な一角を担う「栄養」を考えて、最適なバランスで食事をするということは、身体の調子の悪さを感じている人にとって、とても良い「お薬」になると考えても良いでしょう。
自分にベストな3大栄養素のバランスを摂ることで、60兆個の細胞一つ一つに過不足なく栄養が運ばれ、エネルギーを切らさずに1日を過ごすことが出来ます。
まずは、みなさんの日々の食事を見直して、炭水化物が多くなっていないか、たんぱく質が少なくないか、食事のバランスを今一度考え直してみましょう。
そのバランスを最適なバランスに変えてあげることが、みなさんのお困りの症状について、大きな改善のきっかけになることもあります。
IZUMI CHIROPRACTICには、栄養学のスペシャリストも在籍しておりますので、気になる方は是非ご相談お待ちしております。


















